ほぼ全身に被っても!

2011年12月28日 テレビ美術科,実習風景

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 この写真は、ぜひとも載せたい、そしてご覧いただきたいと思っていたのです。
 ヤスリで、ひたすら削り続けるテレビ美術科の学生。発泡スチロールの小さい粒を、ほぼ全身に被りながらの、熱心な作業。こうして、わざわざ解説するまでもないでしょうね。これでも、実際のそれほど、写真では見えていないのですけれど。
 無心になって真剣に取り組む。「もの作り」には、どんなジャンルにおいても、少なからずこのようなシチュエーションがあるでしょうね。
 もちろん、こうして取り組んでいる学生のすべてが、将来、造形職人になったりその仕事だけをし続けるというわけではないわけですが、取り組む気持ちは、この先のあらゆる事に通用する、大切な姿勢かと思います。
 
 2枚目の写真。前回の「削って凹凸を作る」造形のモデルが、左手で持っている空き缶。
 しかも、くしゃりと潰れていて、要するに、このシワやタワミを、造形で表現しようとしているのです。
 
 大まかな削りがある程度進むと、次は、細かいディテールの削りこみに。3枚目の写真。
 凹凸を作るために、改めて、線や模様などを書いていきます。