‘HD化’ カテゴリーのアーカイブ
HM Electronics社製
(元Clear-Com社製)
クリアーカム デジタルマトリクスインターカム
12レバーキーパネル
V12LD
(合計6式)
インターカム(スタッフ間通話装置)の一種。会話相手先を設定・選択を可能にする「クリアーカム デジタルマトリクスインターカム」のコントロールパネル。
パネル内にマイクやスピーカを持ち、個別に表示される相手先名称それぞれにある、レバースイッチを使用して、聞く相手や話す相手を選択して通話することを可能にする機器。今回、このタイプは、VE・TD・D・TK・CGの各スタッフ用途の他、インターフォン代わりに、スタジオフロアにも設置。
PCをメインステーション(セントラルユニット)にLAN接続することによって、様々な設定や効果の選択が可能。
株式会社エディテックシステム製
BVM-L231遠隔制御ユニット
(特型)
VE(ビデオエンジニア)から、若干離れた場所に設置されている、SONY株式会社製「BVM-L231」マスターモニターに関して、頻繁に使用する必要がある機能を、遠隔操作するための機器。
モニターの入力信号の切替・カラーとモノクロの切替・クロマ(色の濃さ)を高める機能を制御するためのボタンが並んでいる。
今回のシステム設計を行った株式会社エディテックシステムによる、特型製作機器。各信号の調整時に使用する。VEセレクタの右側に設置。
以前、紹介したとおり、世界に1式しか存在しない、特別注文機器。公開できる一般的な型式が存在しない。
SONY株式会社製
マルチディスプレイコントロールユニット
(特型)
インテグレーテッドルーティングシステム「IXS-6700」をコントロールするユニット。VE(ビデオエンジニア)が、主に各信号を調整する目的で監視する
マルチモニター「LV 5800」やマスターモニター「BVM-L231」への出力信号を切り替えるためのセレクタ。通称「VEセレクタ」。
ある程度の信号数は、簡便に早く切り替えられるよう、同社の標準的規格品であるマルチディスプレイコントロールユニット「BKS-R1617A」を2つ合体させたような構造(デザイン)となっている。
いわゆるメーカ標準機器ではなく、特別改造機器であるため、公開できる一般的な製品型式が存在しない。
4/11のクイズの答え。
正解は、(B)の、聞き忘れても安心。大きな声で話されることが多い大事な要件を、自動的に記録してくれる機能
でした。
この機能、「Listen Again」というもので、マイクより入力される声の大きさによって、最大30秒の音声(声)を、記録してくれるもの。今回新規導入した、「クリアカム(Clear-Com)」の「Eclipse-PiCO-PiCOシステム」のレバーキーステーション「V12LD・V12LDD」に搭載されている便利な機能です。もちろん、記録していることも、しっかりと表示。
このレバーキーステーションは、サブコントロールルームの1つの役割(ディレクター/テクニカルディレクター/音声/VEなどにそれぞれ)スタッフに1セットが設置されています。
この他に、直前に話しかけたスタッフからの声だったか(どのレバーキーステーションからの音声(声)なのか)も、教えてくれる機能もあります。
さて、久しぶりに、機材の裏側の写真。昨日掲載した、システムコントロールユニット「MKS-8010B」と、デバイスコントロールユニット「MKS-8700」の裏面です。以前も紹介しましたが、ご覧の通り、LANケーブルが何本も結線されています。そして、黒色の太いケーブルは、やはり昨日紹介した「GPI」ケーブル。
下の写真は、その一部。「札」をよく見ると、「PERIPH」なんて書かれています。これは「Peripheral(ペリフェラル)」の略。PCに詳しい人であれば、ペリフェラルというと、「PCI(Peripheral Component Interconnectの略)」を思い浮かべるでしょうか。
もう、本当に、コンピュータですし、ネットワークなのです。