‘HD化’ カテゴリーのアーカイブ

V12LD

2010年4月27日 HD機材設備

 
 
HM Electronics社製
(元Clear-Com社製)
クリアーカム デジタルマトリクスインターカム
12レバーキーパネル
V12LD
(合計6式)
 
 
 
インターカム(スタッフ間通話装置)の一種。会話相手先を設定・選択を可能にする「クリアーカム デジタルマトリクスインターカム」のコントロールパネル。
パネル内にマイクやスピーカを持ち、個別に表示される相手先名称それぞれにある、レバースイッチを使用して、聞く相手や話す相手を選択して通話することを可能にする機器。今回、このタイプは、VE・TD・D・TK・CGの各スタッフ用途の他、インターフォン代わりに、スタジオフロアにも設置。
PCをメインステーション(セントラルユニット)にLAN接続することによって、様々な設定や効果の選択が可能。

レンズの形

2010年4月26日 HD機材設備


 この写真も、昨日のオープンキャンパス「体験入学」の時のもの。手前のカメラが、上から撮影している様子です。
 「2」や「3」という数字が見えると思いますが、これが「カメラ番号」。 そのすぐ左下に、丸いネジが見えてさらにその左に縦線が見えていますが、この線から向かって左側の部分が、レンズになります。円筒形ではないので、知らない人が見ると、一見、レンズには見えませんよね。

 「DIGISUPER 27」の「27」はズームの倍率。けれど、「円筒形でないこと、随分と大きいこと」と「倍率」は、実は、直接的な関係性はなくて、レンズが作り上げる映像画質と操作性を追求しての形、なんです。


 機材の裏側、今日は、スイッチャーコントロールパネル「CCP-8000」です。
 ボタンの数が668個、使用できる機能は数えきれないほどの機器なのですが、裏側に接続されているケーブルは、2本だけ。
 写真は、その部分ですが、向かって右下の黒いケーブルとその端子は、「D-SUB(ディーサブ:D-subminiatureの略)」、左上の白いケーブルは、PCでおなじみ「USB」。この2本のケーブルは、システムコントロールユニット「MKS-8010B」に繋がっています。そしてその先のスイッチャー本体「MVS-6000」へは、LANケーブル。
 まさに、デジタルの象徴ですね。


 
 
 
株式会社エディテックシステム製
BVM-L231遠隔制御ユニット
(特型)
 
 
 
 
VE(ビデオエンジニア)から、若干離れた場所に設置されている、SONY株式会社製「BVM-L231」マスターモニターに関して、頻繁に使用する必要がある機能を、遠隔操作するための機器。
モニターの入力信号の切替・カラーとモノクロの切替・クロマ(色の濃さ)を高める機能を制御するためのボタンが並んでいる。
今回のシステム設計を行った株式会社エディテックシステムによる、特型製作機器。各信号の調整時に使用する。VEセレクタの右側に設置。
以前、紹介したとおり、世界に1式しか存在しない、特別注文機器。公開できる一般的な型式が存在しない。


 
 
 
SONY株式会社製
マルチディスプレイコントロールユニット
(特型)
 
 
 
 
インテグレーテッドルーティングシステム「IXS-6700」をコントロールするユニット。VE(ビデオエンジニア)が、主に各信号を調整する目的で監視する
マルチモニター「LV 5800」やマスターモニター「BVM-L231」への出力信号を切り替えるためのセレクタ。通称「VEセレクタ」。
ある程度の信号数は、簡便に早く切り替えられるよう、同社の標準的規格品であるマルチディスプレイコントロールユニット「BKS-R1617A」を2つ合体させたような構造(デザイン)となっている。
いわゆるメーカ標準機器ではなく、特別改造機器であるため、公開できる一般的な製品型式が存在しない。

 

HDCU-1500

2010年4月20日 HD化,HD機材設備


 
 
 
SONY株式会社製
ポータブルテレビカメラHDC 1500R用
カメラコントロールユニット
HDCU-1500
 
 
 
ポータブルテレビカメラ「HDC 1500R」と、光カメラケーブルで接続し、各種出力信号の制御やカラー調整等を行う機器。また、各種フォーマット用のインターフェイスも内蔵し、用途によって、さまざまな信号出力が可能。
リモートコントロールパネル「RCP-921」と接続し運用するため、ユニット正面に、コントロールパネルを持たない。
(写真の3式共。それぞれ4CAM 5CAM 6CAM用)

(Q11)の答え

2010年4月20日 HD化,クイズ


 4/11のクイズの答え。
 正解は、(B)の、聞き忘れても安心。大きな声で話されることが多い大事な要件を、自動的に記録してくれる機能
でした。

 この機能、「Listen Again」というもので、マイクより入力される声の大きさによって、最大30秒の音声(声)を、記録してくれるもの。今回新規導入した、「クリアカム(Clear-Com)」の「Eclipse-PiCO-PiCOシステム」のレバーキーステーション「V12LD・V12LDD」に搭載されている便利な機能です。もちろん、記録していることも、しっかりと表示。
 このレバーキーステーションは、サブコントロールルームの1つの役割(ディレクター/テクニカルディレクター/音声/VEなどにそれぞれ)スタッフに1セットが設置されています。
 この他に、直前に話しかけたスタッフからの声だったか(どのレバーキーステーションからの音声(声)なのか)も、教えてくれる機能もあります。



 さて、久しぶりに、機材の裏側の写真。昨日掲載した、システムコントロールユニット「MKS-8010B」と、デバイスコントロールユニット「MKS-8700」の裏面です。以前も紹介しましたが、ご覧の通り、LANケーブルが何本も結線されています。そして、黒色の太いケーブルは、やはり昨日紹介した「GPI」ケーブル。
 

 下の写真は、その一部。「札」をよく見ると、「PERIPH」なんて書かれています。これは「Peripheral(ペリフェラル)」の略。PCに詳しい人であれば、ペリフェラルというと、「PCI(Peripheral Component Interconnectの略)」を思い浮かべるでしょうか。
 もう、本当に、コンピュータですし、ネットワークなのです。

 

HDCU-1000

2010年4月19日 HD化,HD機材設備


 
 
 
SONY株式会社製
スタンダードカラーカメラHDC 1000R用
カメラコントロールユニット
HDCU-1000
 
 
 
スタンダードテレビカメラ「HDC-1000R」と、光カメラケーブルで接続し、各種出力信号の制御やカラー調整等を行う機器。また、各種フォーマット用のインターフェイスも内蔵し、用途によって、さまざまな信号出力が可能。
リモートコントロールパネル「RCP-921」と接続し運用するため、ユニット正面に、コントロールパネルを持たない。
(写真の3式共。それぞれ1CAM 2CAM 3CAM用) 

MKS-8700

2010年4月18日 HD化,HD機材設備


 
 
 
SONY株式会社製
ディバイスコントロールユニット
MKS-8700
  
  
  
  
Tally/GPI Output Board「MKS-8701」を内蔵。GPI(General Purpose Interface:汎用インターフェイス)によって、各機器に向けて、TALLY(スイッチャーによるソース選択時赤色(緑色)点灯信号)等を出力するユニット。

MKS-8010B

2010年4月18日 HD化,HD機材設備


  
  
  
SONY株式会社製
システムコントロールユニット
MKS-8010B
 
 
 
 

スイッチャープロセッサ「MVS-6000」のコントロールパネル「CCP-8000」を制御し、電源を供給するためのユニット。主に、フレームメモリー用のハードディスクドライブも内蔵している。また、電源ユニットは多重化されており、1つのユニットが動作不良になっても、使用し続けることができる。
スイッチャーシステム全体の、中枢的役割。

MKS-8018A(P/P)

2010年4月17日 HD化,HD機材設備

 
   
 

SONY株式会社製
24XPTモジュール(P/P用)
MKS-8018A
  
  
  
  
 
クロスポイントボタン(ソース選択ボタン)を24個装備した、モジュール。
(写真向かって、下段)
中央に横に並ぶ液晶表示部を境にして、下のボタン2列が、バックグラウンド(いわゆるソース)選択、上のボタン2列が、キーソースの選択用。液晶部に、各ソースの名称が表示される。


 昨夜から今朝にかけては、季節外れの雪、でしたね。東京に関しては、41年ぶりという記録。
 特に、東京に雪が降る、ということ自体、かなりレアですし、冬から春にかけての、絶妙なバランスで降るわけです。それが、4月中旬のこの時期ですからね。凄い、と思います。
 スタジオ 映像設備のフルデジタルフルHDTV化も、晩冬からこの春にかけての工事作業でした。そういう意味でも、非常に、インパクトが強い、想い出深い、2010年の「春」です。

MKS-8018A(M/E1)

2010年4月16日 HD化,HD機材設備


 
  
  
SONY株式会社製
24XPTモジュール(M/E1用)
MKS-8018A
  
  
  
 
クロスポイントボタン(ソース選択ボタン)を24個装備した、モジュール。
(写真向かって、中段)
中央に横に並ぶ液晶表示部を境にして、下のボタン2列が、バックグラウンド(いわゆるソース)選択、上のボタン2列が、キーソースの選択用。液晶部に、各ソースの名称が表示される。