‘実習風景’ カテゴリーのアーカイブ
どのような番組なるのか、内容はどのようなテイストになるのか、という発表があって
後の本番日まで、最も、体も頭を使い、それによる作業項目が多く
また時間も必要とするセクションは、美術。
何と言っても、本番の前日までには、ほぼ完成させておかなければなりませんしね。
上のそれぞれの写真は、建て込み(組み立て)直前。
概ね完成しているそれぞれのパーツを、作業工房からスタジオに搬入している様子ですけれど
当然、この日のこの作業に間に合わせるために、事前に造作したり塗装したりしているわけです。
そして、一通りの搬入を終えると、この後の「建て込み」作業の打合せ。下の写真です。
チーフを担当する学生が、他の学生に、デザインの説明をしたり、作業の進め方や分担の説明をしたり。
作業を円滑に進めるための、大切な打合せです。
当ブログでの投稿頻度に関係なく、着々と準備が進められてきている「ドラマ制作 2014」。
東放学園専門学校すべての5学科が参加しての、大型実習授業です。
ここでの紹介は、5月以来となってしまって大変恐縮ですけれど
左下のカテゴリーで「ドラマ制作」を選択していただきますと、抽出されて表示されますので
どうぞご利用ください。
今回紹介する内容は、放送芸術科の学生が中心となって考えた、数十品もの企画案を
参加学生大勢で読み、今年度はどの企画案とするかを決定する、というもの。
実に色々様々なアイデアがあり
実際のテレビドラマでもあまり見ないような斬新なアイデアもあり。
学生の発想力らしい、秀逸な企画案が沢山ありました。
「ITO」を使いこなす
2014年7月14日 実習風景,照明クリエイティブ科
1年次は、仕込みやシュートの方法や、光の当て方の基礎などを中心に。
そして、2年次になると、より本格的な照明デザインや細かな知識や、各作業の高密度化など
つまり、応用編と進んでいく照明クリエイティブ科の「テレビ照明実習」。
当ブログでは、前回は5月22日に紹介しましたが、今回はそれに次ぐ内容です。
写真のそれぞれに写る灯体(ライト)は「ITO」と呼ばれているもの。
なんでも、照明技術関連会社の、ある開発者の方のお名前が、そのまま灯具の名前になっているのだとか。
どのような効果をもたらす灯具なのかは、今後紹介させていただくとして
今回は、その仮シュートの様子です。
4画面マルチ写真の左上では
小さくて丸い模様の固まりの位置や、その大きさや角度などが不揃いですけれど
それを一台ずつ基準に合わせていく作業。
少々の操作で、大きく位置等がかわりますからね
写真の見た目よりも、デリケートさが要求されるわけです。
そして、その作業終了後が、下の大きな写真。
光の模様の開始地点や大きさ向きなどのが、揃えられていますよね。
中で一緒に身近で・・・
2014年5月22日 実習風景,照明クリエイティブ科
そして、今回の写真では、解るような写り方はしていないのですが
この授業を担当している職員は3名。
遠くから見守って、指示するだけではなくて
一瞬、見分けがつかないくらい、中へ入って学生のすぐ隣で
細かくいろいろと、つまりは、身近でアドバイスです。
ある程度、照明バトンへのライト(灯体)の吊り込みが進むと
点灯チェックも同時進行。
次第に、スタジオの所々に、光が灯っていきます。
一方、上階にある「サブコントロール」内の照明調光卓では学生が、調光卓の設定を。
家庭の照明器具ですと、コンセントに電源プラグを差して・・・
という程度の作業ですけれど
数多くのライトを同時に、または個々に、各々のタイミングでの制御になりますあからね
コンピュータを使用した、つまり、テンキーやマウスやキーボードを使用する設定になるのです。
実践重視の本校ですので
2014年5月14日 実習風景,照明クリエイティブ科
東放学園専門学校の特徴は、いくつもありますけれど
その1つは、実習授業の多さ。
就職に強い、実践主義を打ち立てていますからね
机上で得られる知識も大事ですけれど、やはり、触って体得して経験してナンボ!
ですから、このブログで紹介できるそれらも、ごく一部であることは
改めて、お断りしておきたいと思うしだいです。
今回は、照明クリエイティブ科のテレビ照明に関わる、実習授業。
当然、本校の地下にある、大きなテレビスタジオでの様子です。
まずは、照明の仕込み(スタンバイ)の作業。
通常時は天井近くに上がっている「照明バトン」を降ろして
あらかじめ、決められている「吊り位置」に
必要な各種の灯体(ライト)を、取り付けている様子です。
映像技術の仕事と言うと、カメラマン・映像エディター
この2つの職種は、すぐに連想されるものかと思います。
特に、カメラマン自身がテレビ番組などに写るなどしていますからね。
けれどもしかし、比較すると知名度は低いですが
「ビデオエンジニア」と言う職種もあって
言わずもがな、欠く事のできない、非常に大切な役割りを負っている仕事なのです。
今回紹介するのは、そのビデオエンジニアの知識を体得する「VE実習」。
放送技術科の実習授業です。
この授業を担当しているのは
ある有名な規模の大きな技術会社で、活躍されているベテランVE(ビデオエンジニア)の方。
テレビスタジオでの番組制作において、その中枢部となる「副調整室(サブコントロールルーム)」の機材設備やその機能を調べたり
テレビカメラの調整手順を学んでいる最中です。
そして、いよいよ新年度授業開講!
写真は、4月の3週目に撮影したものです。
東放学園専門学校の5学科 放送芸術科・放送技術科・放送音響科
照明クリエイティブ科・テレビ美術科の2年生が参加しての「ドラマ制作」という実習授業。
1回目という事で、まずは授業のガイダンスの様子。
ここで、この授業がどのような内容で、どのように進められていくのか・・・などの説明を受けて、学生が履修するかどうかを決めるわけです。
何しろ、5学科共同の大型実習ですので、写真でもかなりの学生数が見られますが
ほぼ全員の学生が、このまま履修を決定。
この4月から制作準備を始め、作品の収録が8月末ですから、かなり長期間に渡るものでしてね
それだけ、本格的な実習授業なのです。