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  • 208月

    飛鳥・奈良時代と都のあった土地、古都奈良。

    小説・マンガ創作科は4日間に掛けて京都・奈良を歩くサマーセミナーが行われます。
    このサマーセミナーの趣旨は、リサーチから表現を生むためのものです。
    編集者から京都に取材旅行をし創作をせよ、というオーダーが出たと仮定しどのように動くかが重要になります。
    作品を創るにあたって、取材は必要不可欠です。
    リアリティのある表現を生むためには、実際に見て歩き、調べることが大切です。
    しかし、ただ自分の行きたいところだけ行くのでは、完成度の高い作品は作れません。
    重要なのは、取り入れたものを自分なりの形で作品にすることなのです。
    現地に足を運ぶことに意義は、そこにあります。

    初日は奈良を回りました。

    奈良というと、最初に思い浮かべるものが大仏さま、という方も多いでしょう。
    奈良の大仏さまこと東大寺盧舎那仏像(るしゃなぶつぞう)は、名前の通り東大寺にあります。
    新幹線で京都駅に向かい、その後バスで奈良へと移動しました。

    まず最初に、東大寺へと向かいました。
    東大寺は広大な奈良公園の敷地内にあります。
    東大寺の参道でも、多くの野生の鹿が自由気ままに歩いていました。

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    人間に慣れきった鹿は、歩いている人の食べ物や持ち物を食べてしまうことも。
    学生が購入したアイスを食べられしてまう、なんてこともありました。

    金剛力士像が出迎えてくれる南大門を抜け、大仏殿へと続く参道を進むと……。
    大仏殿へ到着しました。

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    拝観料を納め、大仏さまのおられる大仏殿へ進みます。

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    こちらがその大仏さま。
    実際に目にしたことがある人も多いでしょう。
    高さ約15メートル。見上げるほどです。

    東大寺の他に、興福寺にも向かいました。

    興福寺は五重塔で有名で、下の写真は様々なところで取り上げられる東金堂と五重塔です。

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    天気も良く、青空をバックに撮影することができました。
    少し進むと、南円堂があります。
    南円堂は平面が八角形の八角堂という造りで、同じ造りの北円堂もあります。

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    写真は日ざしの関係で少し暗めになってしまいました。

    紹介した建物意外にも多くの歴史的建造物があります。

    奈良・京都は、修学旅行で行ったという人も多いでしょう。
    しかし、中学生の頃に見るものと、今小説を書く自分の目線で見るものとでは見え方も大きく異なります。
    古い建造物の見た目、木の肌触り、においは、直に触れなければわからないことばかりです。
    写真で見ただけではわからないことが数多くあるのです。
    小説・マンガ創作科のサマーセミナーはそういった体験や知識を深めるための、貴重な機会です。

    明日からは京都でに移ります。
    京都の町並、寺社仏閣を歩いていこうと思います。

    この日のお昼は大和茶うどんと素麺でした。

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    冷たく涼しげな料理が、熱くほてった身体を冷ましてくれます。

  • 168月

    山道と家屋の合間を抜けると、水平線が広がっていた。

    鎌倉江ノ島探訪記其の弐
    前回はこちらから。

    フィールドワーク実習でやってきた鎌倉・江ノ島。
    鎌倉駅から江ノ電に乗り、江ノ島へと向かいます。

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    緑のカラーリングがトレードマークの江ノ島電鉄。
    江ノ電での移動時間は30分ほど。
    鎌倉を出発した電車は山道と住宅地の合間を縫いながら進みます。

    稲村ケ崎駅辺りまで着くと、ようやく海が見えてきます。
    山を抜けた先には、海が広がっていました。

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    さらに江ノ電で進むと、第2のスポットである鎌倉高校前に着きました。
    前回に続き、今回も学生の作品を掲載します。


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    潮のにおい。海のあお。空より深く。波の音、風の音よりも強く聴こえて。
    音はやまず、しろい砂を舞わせば、あおは吹きすさんで。
    あおの通りと灰の道、分けて隔て、繋ぎ会わせるは鉄の線。
    線のうえ、今日も列をなし、車輪は人をのせて。
    カンカンカン。
    人は止まる。波も止む。あおはふさがれ、波は消え、灰の道にたひとり。
    車輪はゆく。ゆくえも知らず、遠く。けれど、空は誰も止められない。
    やがて車輪は消え、あおは姿を見せる。とびかう人のおもい、風は運んで。
    いつも島はすぐそこにうつる。

    鎌倉高校前を発つと、江ノ島はもう目前に。

    江ノ島は藤沢市の片瀬から江ノ島弁天橋と江ノ島大橋で繋がっています。
    江ノ電は橋の先までは通じていないので、江ノ島駅で下車後は歩いて江ノ島まで渡ります。
    渡り終えてそのまままっすぐ進むと、江ノ島神社へ続く坂道が。
    土産物屋や食事処が連なり、休日になると観光客で溢れます。

    その坂をのぼりながら、後ろを振り返ってみましょう。


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    ここが第3のスポットです。

    驚いた。まさかこんなにも人が多いなんて!
    この坂道は狭いし急だし、後ろからやってきた原付に轢かれそうになるし。
    ちょっと歩きづらいんじゃない? 人とぶつかりそうなくらい、密度が集中してる。
    さっきまでの静かな空気はどこにいってしまったの?
    それでも、これはうるさいってより、賑やかっていうのかもね。
    え、そんなに変わらない? そんなことないよ。だって、ここには笑顔があるもの。
    老若男女様々な笑顔。笑顔が溢れてるって素敵じゃん。
    さすがに誇張してるって? いいんじゃん少しくらい。事実だって含まれてるんだし。
    それじゃ、別のところに向かうとするかな。

    小さな写真では分かりづらいですが、坂の上からは海と弁天橋が顔をのぞかせています。

    今回はここまで。
    次回が探訪記最後の更新となります。
    フィールドワークは江ノ島神社を超え、さらに江ノ島の奥へと進んでいきます。

    木々のざわめきと、打ち寄せた波の砕ける音、
    自然の声が、近づいてきました。

  • 078月

    山の匂い、土の匂い、時が生んだ歴史の匂い。
    そして、かすかに届く潮の香り。

    夏を感じさせる日差しの中、小説・マンガ創作科は鎌倉・江ノ島へとフィールドワークに向かいました。
    鎌倉と言えば、鎌倉幕府。
    最近では1192作ろう鎌倉幕府という語呂合わせも通用しなくなったと聞きますが……。
    しかしそれはまた別の話。

    鎌倉の名所というと、鶴ヶ岡八幡宮や長谷寺、鎌倉大仏などがあります。
    その他にも多くの寺社があり、そういった歴史的建造物は鎌倉駅の周辺や北鎌倉に多いです。
    集合場所の鎌倉駅から少し歩けば、鶴岡八幡宮があります。
    また近年アニメなどでよく取り上げられている江ノ電に乗り、江ノ島まで向かうというのもいいでしょう。
    今回は前述した江ノ島の方へスポットを当ててみたいと思います。

    この日は快晴とは呼べずとも、日差しの強い暑くなりそうな日でした。
    朝の集合とミーティングの様子です。

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    ミーティングを終え、各自目的の場所へと向かいます。
    鎌倉に残るもよし、江ノ島の方に足をのばすもよしです。

    今回は趣向を変えて、学生が課題で提出した作品を掲載しようと思います。
    課題の内容は『指定されたスポットの写真を撮り、そこから生まれるフリーの創作をする』というもの。
    指定箇所は5か所ありますので、その五か所を今後三回の記事に分けて公開していこうかと思います。


    2013071910370000

    平日の昼前だからか、あまり人も多くない。ちらほら見かける人たちは、遠くからの観光客だろうか。
    いや、そうは見えない。なんて、地元民と観光客の見分けなんてつくものか。
    ああ、一つある。お土産コーナーにいる人なら、だいたいの確率で観光客だろう。
    しかし時間帯のこともあってか人は少ない。特にコロッケ屋の前に人は来ない。
    昼ごはんにはまだ早いか。だが僕はお腹が空いてる。そうと決まれば食すのみ。
    とりあえず一番安いのを一つ食べることに。……家の味がするなぁ。

    撮影場所は鎌倉駅構内の江ノ電乗り場の近くにある御土産やです。
    鎌倉コロッケは揚げたての衣がサクッとした、シンプルなポテトの味が一番のウリです。
    描写の中にある、『家の味がする』という言葉がぴったりですね。

    鎌倉江ノ島探訪記第一回はこの辺りで終わりです。
    第二回目はいよいよ、鎌倉を出て江の島へと向かいます。

    潮騒と、海開きと共に大海原へと飛び出す人々の笑声が、遠くから聞こえてきます。 

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  • 楽しそうですね! レッサーパンダもかわいい!...
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