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  • 219月

    9月18日(水)から20日(金)まで「テレビ番組制作体験」が実施されました。
    今回は特別に番組を作っているテレビ番組制作会社P.D.NETWORKにお邪魔して授業が行われました。
    PDN1
    つまり番組作りが行われている最前線で、そこで働く方から直接お話が聴けた訳です。ラッキー!
    プロデューサーの田辺裕先生が中心となり、番組制作の過程からMA作業見学、更にBSジャパンの「日経プラス10」の生放送見学などを行いました。

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    写真は、「日経プラス10」のスタッフの方から前日の生放送の解説を受けていることです。

    本校からテレビ世界に就職する人もいるので、基本的なことを知っていると良いですよね。
    参加者は目を輝かせながらお話を伺っていました。

  • 189月

    プロは道具を選ばない――という言葉が、世の中にはあります。
    一流の技術があれば、三流の道具を用いても一流の仕事ができる……というものです。

    しかし、世の中そんなに都合良くはいきません。

    高度なものを要求されるとき、得てして人はそのレベルに応じたものを使わなければならない。
    という状況は少なくありません。
    もっとも、一流の道具を用いても三流の技術では、一流の仕事をこなすことはできませんが。

    前置きが長くなりました。
    小説・マンガ創作科では、現在後期開講に向けてパソコンのバージョンアップを行っています。
    現行のOS、WindowsXPからWindows7へのアップグレードです。
    せっかくのアップグレードなのに最新のWindows8じゃないのはなぜか。
    それは小説の執筆に必須な『……(三転リーダ)』や『――(ダーシ)』の入力ができないといったケースがWindows8にあるからです。
    必ずしも起きる現象ではないようですが、特に不具合のないWindows7の方が無難でしょう。

    さて、今回はOSのアップデートと同時に本体の方にも手を加えました。
    使用するのはこちら。

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    左上から、冷却ファン、マザーボード、グラフィックボード、CPU、メモリです。
    これにHDDを加えた中身がこちらになります。

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    既存の部品を取り外していきます。

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    そしてついに中身が空に。

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    この時点で残っているのは抜き取る直前の古いHDDだけです。
    まっさらな箱だけになりました。
    ここに先ほどの新しい部品をはめていきます。

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    最終的にはこのような形になりました。

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    メーカーが販売している既製品ではなく、独自に組み立てたパソコンです。
    独自に組むことで必要に応じた、増設や調整ができますので学生が使いやすいように組みました。
    Adobeのソフトも使用しますので、メモリも多めに。

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    最後にOSをインストールして完了です。

    パソコンも一新し、作業や原稿の執筆もこれで随分と捗るのではないでしょうか。
    作業効率を上げることは、授業の進行速度にも影響します。
    限られた時間を少しでも有意義に使うためにも、こういった設備への投資は大切なことなのです。

    Windows7の世界へようこそ。

  • 119月

    大自然の呼び声に導かれ、足は更に島の奥へと。

    今回で鎌倉江ノ島探訪記も三回目。これが最後の更新です。
    前回の記事へはこちらから飛ぶことができます。
    残り二つの学生の作品を掲載し、〆となります。

    青銅の鳥居をくぐり、参道を上ると江ノ島神社に到達します。
    観光客の合間を縫うように進み、神社を抜け更に島の奥深くへと。

    相模湾を横目にしつつ林の中を歩きます。
    傾斜のある坂道を登っていくと、いつしかずいぶんと高い場所へ着いていました。


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    そびえ立つ塔は、なにを思っているのだろう。この島を見下ろしているのか見渡しているのか。
    はたまた塔はこの島のことなんて、なにも考えちゃいないのかもしれない。
    島より遠くの方を見渡しているのかもしれない。
    もしかしたら、それよりも遠く、自分よりも遠い、空の向こうを見ているのだろうか。
    いや、そんなこと考えたって、わかるわけない。あれに心があるのかさえ怪しい。
    逆に島の人たちがあの塔をどう思っているのかも、まったくわからない。
    だけどこれだけはわかる。今は昼どき。
    「おなかすいた」

    こちらが第4のスポットです。
    写真の右手に移っているのが江ノ島展望灯台。

    空模様が怪しくなってきました。
    少し前までは青空が広がっていましたが、今は雲に覆われています。

    今度は階段を下っていきます。すると、海に出ました。
    目の前には開けた岩場、稚児ヶ淵です。
    隆起した岩肌に打ち寄せる波の様子は、見ていて圧倒されます。
    晴れた日には、ここから伊豆半島や富士山が一望できる名所だそうです。
    しかし曇り始めた今の空模様では、それもかないません。

    さらに少し歩くと、最後のスポットに到着しました。


    2013071913160000

    夢がある。世界を旅する夢だ。海の向こうの、遠く離れた大地。
    そこで見えるたくさんの景色、生き物。それはきっととても大変で、とても楽しいものだと思う。
    出来れば、友達と行きたい。
    ひとりで気ままに旅をするよりも、二人、三人と多い方が賑やかで、助け合うことも出来るだろう。
    ひとりでいるよりも、その方がいいに決まっている。
    だけど今はまだ、海を眺めるだけ。遠く異国の地には行けないから。
    果てない夢を抱いて、これからも生き続ける。決して、海の暗きに沈むことなかれ。

    場所は江ノ島岩屋へと続く岩屋橋の入口です。
    相模湾を一望できる、名スポットです。
    この先に進むと、波の浸食で作られた江ノ島岩屋があります。
    しかし、そちらはまた別の機会に。

    さて、これにて全行程が終了。
    今回は指定した五か所のスポットの写真を撮り、学生に創作を行ってもらいました。
    これらのスポット、実はアニメ『TARITARI』の聖地巡礼でした。
    アニメロケ地への聖地巡礼はそう珍しいものではありません。
    しかし、そこで実際に創作をするというのは、あまりない機会ではないでしょうか。
    今回の課題で、また新たな経験を積むことができたように思えます。

    これにて鎌倉江ノ島探訪記も終了となります。
    鎌倉や江ノ島で歴史や大自然を肌に感じたことで、新たな創作の芽が出ればと思います。
    自らの足で歩き、目で見て、手で触れ、肌で感じることが、感性を豊かにする第一歩です。
    フィールドワークは一度で終わらせず、回数を重ねることでより確かなものになります。

    もし、今回で足りない、もっと興味が湧いたとなれば、また足を運ぶのもよいでしょう。
     
     

    おまけ

    フィールドワークは授業です。
    しかし、生物、人間である以上腹は減るものです。
    せっかくこうして足を運んでいるのですから、どうせなら美味しいものが食べたいですね。
    江ノ島の名物を言えば、シラス。特に獲れたての生シラスは絶品です。
    ご飯の上にたっぷりとシラスの乗せ、サッと醤油をかけておろしたショウガを一つまみ……。

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    暑い日には、こうしたさっぱりとした昼食が恋しくなります。

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  • 楽しそうですね! レッサーパンダもかわいい!...
  • お疲れ様でしたありがとうございました!...
  • 卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます!! 学校に遊びに行った際に、もう知っている顔がいないと思うと、とても...
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