• 2014年12月
    « 11月   1月 »
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031  

Archives:

  • 0912月

    先日、小説・マンガ創作科2年生のフィールドワーク実習で都立中央図書館に行ってきました。
    今回は、学生の報告としてお伝えいたします。

    約188万冊を所蔵する中央図書館は、港区に位置する有栖川宮記念公園内に建っています。
    子供たちの声で賑わう公園内とはいっぺん変わり、図書館の中はとても静かでした。
    IMG_0344[1]     IMG_0347[1]

     

    事前に予告として伝えられていた課題は以下の通りです。

    <課題>

    ① 図書館使用マニュアル
    使用したことがない人向けに1200字程度でまとめなさい。
    ② 図書館の違いについて
    国会図書館・都立中央図書館・一般の図書館の違いを簡潔に示したうえで、どのように使い分けることがモノ書きとして理想かを自分なりの見解で1200字程度にまとめなさい。

    課題にもなっている国会図書館との違いは、本を手に取れることです。
    (国会図書館は自分で借りたい本を申請をしたうえで手元に取ることのできるシステム)
    本棚に本が並んでいるだけで、こんなにも図書館らしいのだと感じました。
    学生たちも、歴史や医学といった興味のある分野の棚では足を止めていました。
    と言っても、大量の本を全て並べるわけにはいきませんから、本棚にならんでいるのは35万冊。その他は書庫で保管されています。
    今回、学生たちはその書庫も見学させていただきました。
    このような見学方法はツアーという形で一般の方も可能です。
    http://www.library.metro.tokyo.jp/home/news/tabid/2287/Default.aspx?itemid=984

     

    普段目にすることのない昔の雑誌や新聞。オリンピックなどのポスターも保管してありました。
    巻物まであるんです。
    とても貴重なもので、保管を目的としている資料を閲覧するために来る利用者さんが多いそうです。
    小説創作科の学生たちも執筆の参考に訪れたことがあるという人も。
    本や資料は貸出されておらず、図書館内でのみ閲覧できます。
    5階には食堂もあるため、長時間利用される人も多いそうです。

     

    一般の図書館と違い、貸出ができない国会図書館や都立中央図書館。
    創作のために特定のできごとに特出した調べ物も多い生徒たちにとっては、調べる方法がわかって勉強になったかと思います。
    じっくりと読みたい書籍は家から近い図書館で、
    もっと詳しくたくさんの調べ物をしたい場合に中央図書館を使ってみるという使い分けは
    創作のうえで調べ物の多い生徒たちにとって目的を明確化するいい機会となったはずです。

  • 0412月

    音声のみでドラマチックなストーリーを紡ぐボイスドラマ。
    その収録模様を一般公開する『ボイスドラマ公開収録』が、東放学園映画専門学校の夢源祭スペシャルイベントとして行われました。

    脚本は本校小説・マンガ創作科の2年生3名が制作。
    キャストは、オーディションにより選ばれた専門学校東京アナウンス学院・放送声優科の学生5名。
    そして、81プロデュース所属・上田麗奈さん(ハナヤマタ/関谷なる役)、斉藤壮馬さん(残響のテロル/ツエルブ、久見冬二役ほか)、圡田玲央さん(第6回81オーディション優秀賞受賞・本校卒)をお招きして行いました。

    0

    当日は東放学園映画専門学校の校舎前に長い待機列が出来ていました。
    事前に配布した整理券が開場して5分で終了となるほどで、一番最初に整理券を渡した方はなんと朝5:00から並んでいたとのこと。

    当然会場となるレコーディングスタジオの席は満席、立ち見の見学者が周りを囲み、キャストが使う3本のマイクの周辺以外のスペースはほぼ埋まっている状態でした。
    そんな熱気あふれる開場で司会を務める篠宮沙絵子さん(放送声優科卒)が開催のアナウンスを告げると、まずは放送声優科の5名の学生によるボイスドラマの収録が始まりました。

    司会は本校卒業生・篠宮沙絵子さん

    司会は放送声優科卒業生・篠宮沙絵子さん

     

    1 2

    お客さんのノリもよく、すばらしい雰囲気で行われたオープニングアクト。皆なかなかの出来だったのではないでしょうか。

    そしていよいよメインアクター上田麗奈さん、斉藤壮馬さん、圡田玲央さんが登場。

    プロの声優はやっぱりすごい! そして面白いです!

    プロの声優はやっぱりすごい! そして面白いです!

    会場の熱を楽しむかのようにテンションを合わせて自己紹介するのは、さすがイベント慣れしているプロの声優陣。
    そして驚いたのは1本目の収録。学校で3名の学生が学園祭のテーマについて話し合うという設定でしたが、台本にないアドリブのオンパレードで進行するというテクニックを披露。3人の息もピッタリで、会場もおおいに盛り上がっていました。

    また2本目に収録した高校生の恋愛模様を書いた作品では、台本の展開をしっかりと組んだ上で、三者三様の個性的なキャラクターを演じてくれました。
    脚本を担当した学生も、セリフが役者によって声に変換される事、そしてそれがどのようにお客さんに伝わるかを実感出来たことは貴重な経験になったのではないでしょうか。
    なにより自分たちが書いた脚本で参加者が楽しんでくれた事が、小説・マンガ創作科の学生たちにとっても一番のプレゼントになったはずです。

    スタッフもキャストもお客さんも、みんなが楽しんで良い雰囲気を作り上げてくれた素晴らしいイベントでした。

     

    イベント終了後にゲストの皆さんと、脚本を書いた学生、ディレクターの斉藤先生で記念写真を撮影。

    イベント終了後の記念写真 前列左より:圡田玲央さん、上田麗奈さん、斉藤壮馬さん、篠宮沙絵子さん 後列左より:高木海(学生)、伊東敬太(学生)、斎藤ゆうすけ先生、坂東龍(学生) ※学生はボイスドラマの脚本を担当。小説創作科講師の斎藤先生にはイベントの演出・指導を担当していただきました。

     

   Next Entries »

Recent Comments

  • 楽しそうですね! レッサーパンダもかわいい!...
  • お疲れ様でしたありがとうございました!...
  • 卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます!! 学校に遊びに行った際に、もう知っている顔がいないと思うと、とても...
  • インフルエンザにかかっ☆隊! さま コメントありがとうございます。 インフルエンザはもう治りましたか? お...
  • お疲れさまです。 もうついに一年生が企業説明の時期ですか! 時の流れは早いものですね。 早いといえば、先日東放...