1512月
世の中には先人が創り上げたものが数多く存在します。
それを生かして発展を遂げた私たちは、未来へ同じように受け継いでいかなければなりません。
今回、小説・マンガ創作科では1年生を対象に、国の機関として、その役割を担っている『国会図書館』に行ってきました。
まず、国会図書館の特徴は一般的な図書館と大きく異なります。その点を示しておきましょう。
・入館には利用者登録が必要。
・閲覧や複写は申し込みが必要。
・複写は図書館スタッフが行う。
このような規制がかかっているのは、本来国会図書館は保存を意識した図書館だからです。
ちなみに書籍が発行されると「納本制度」として国会図書館に納めることが義務付けられています。
これだけあげると利用しにくいイメージになってしまうかと思います。
それを解消するためにスタッフからの説明を受けることができる参観申し込みを今回申しこんで見学してきました。
DVDで国会図書館の役割について説明を受けた後、館内を見学しました。
(図書館内は撮影はできませんでした)
そして、普段は見ることのできない書庫へ……。
これは、室内です、簡単にいえば光取りです。国会図書館は地下8階まであります。
当然のことながら長時間の作業は体内時計を狂わせかねません。
記念にということで、階段を登らせてもらいました。
ジャンプやマガジンの創刊号には学生たちも興奮していました。
最後に、早速ですが、利用者登録をしてカードを作ってきました。
今後は、専門知識に磨きをかけて創作していくことになります。それには、先人の残したものを使わない手はありません。
これをきっかけにぜひ、施設を有効活用してほしいものです。
1112月
12/10(火)、映画制作科2年生の進路対策講座の授業内で企業の方をお招きして説明会をして頂きました。
今回は前回11月にお呼びした企業『株式会社共同テレビジョン』から制作センター・第3制作部の皆藤一さん(下記写真)にお越し頂きました。
皆藤さんは杉並校舎の放送芸術科の卒業生です。
映像の仕事をされるようになったきっかけや、仕事のやり甲斐、職場環境等を赤裸々にお話し頂きました。
現在所属されている部署では、売上さえあれば割と何でもやらせてもらえるので、やりたいことが色々できるとのこと。
興味深い話に皆、真剣なまなざしで聞き入っていました。
「自分が手掛けた番組を広くいろんな方々に見て頂くことがやり甲斐です。」
「高校卒業時は料理人を目指していた自分が、専門学校を経て今ここで番組制作に携わっていることが不思議な気もします。
皆さんにも十分チャンスはあります。」
心強いお言葉を頂いて、更に就職への意識が高まりました。
ありがとうございました!
0612月
ゲーム、という言葉を聞いたとき、どのようなものをイメージするでしょうか。
テレビゲーム、カードゲーム、ボードゲーム・・・。
一口にゲームと言っても、多種多様のゲームが存在します。
過去の記事に取り上げた、テーブルトークRPG(以下TRPG)もゲームの一つのジャンルです。
講師である小林先生の紹介で、今回はまた別のゲームをプレイしてみました。
今回プレイしたのは、『アンドールの伝説(Die Legenden von Andor)』というボードゲーム。
2013年のドイツ年間ゲーム大賞、エキスパート大賞に選ばれた作品です。
ゲームはファンタジー世界の勇者(プレイヤー)が世界の危機に立ち向かうという設定。
卓上に広げた広大なマップの上を移動し、ゲームを進めていきます。
プレイヤーは四種類の勇者から一人を選びます。
戦士・魔術師・射手・ドワーフとあり、それぞれ違った特技や制約があります。
今回のボードゲームはTRPGと違い、キャラクターの詳細を決めることはありません。
プレイヤーはゲームのルールに従いつつ、マップ上を自由に行動できます。
このゲームは決められた時間ゲーム内時間内に、指定されたミッションをクリアしなければなりません。
移動や戦闘にも時間の経過が発生し、期間内に終わらなければゲームオーバーとなります。
アンドールの伝説ではプレイヤー同士の協力が不可欠となります。
たとえば強力な敵を倒さなければならないときは、協力して戦闘を行ったり。
行動に余裕のある人がマップを移動して届け物を運んだり、攻めてくる敵の手から王宮を守ったりします。
互いにフォローをしあい、ゲームのクリアを目指します。
限られた時間の中で、先を読んだ行動をとらなければゲームに負けてしまう。
ゲームの奥深さを再確認できる、いい機会だったのではないでしょうか。
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