世の中には先人が創り上げたものが数多く存在します。
それを生かして発展を遂げた私たちは、未来へ同じように受け継いでいかなければなりません。
今回、小説・マンガ創作科では1年生を対象に、国の機関として、その役割を担っている『国会図書館』に行ってきました。
まず、国会図書館の特徴は一般的な図書館と大きく異なります。その点を示しておきましょう。
・入館には利用者登録が必要。
・閲覧や複写は申し込みが必要。
・複写は図書館スタッフが行う。
このような規制がかかっているのは、本来国会図書館は保存を意識した図書館だからです。
ちなみに書籍が発行されると「納本制度」として国会図書館に納めることが義務付けられています。
これだけあげると利用しにくいイメージになってしまうかと思います。
それを解消するためにスタッフからの説明を受けることができる参観申し込みを今回申しこんで見学してきました。
DVDで国会図書館の役割について説明を受けた後、館内を見学しました。
(図書館内は撮影はできませんでした)
そして、普段は見ることのできない書庫へ……。
これは、室内です、簡単にいえば光取りです。国会図書館は地下8階まであります。
当然のことながら長時間の作業は体内時計を狂わせかねません。
記念にということで、階段を登らせてもらいました。
ジャンプやマガジンの創刊号には学生たちも興奮していました。
最後に、早速ですが、利用者登録をしてカードを作ってきました。
今後は、専門知識に磨きをかけて創作していくことになります。それには、先人の残したものを使わない手はありません。
これをきっかけにぜひ、施設を有効活用してほしいものです。