277月
昨今、電子書籍の普及が進んでいます。
電車の中でも電子書籍の小説やマンガを読んでいる人の姿も増えてきました。
iPadやiPhoneの普及とともに爆発的に知名度をあげた電子書籍。
Amazon Kindle、Sony reader、楽天koboなど、その媒体も数多くの種類があります。
これらを所有していなくとも、名前くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。
小説・マンガ創作科にも、電子書籍を実際に作るという授業があります。
数年前に流行った『電子書籍の自炊』ではありません。
学生の書いた作品を電子書籍で閲覧可能なファイルにするというものです。
今年のテーマは『ショッピングモール』に決まりました。
このテーマの中で、それぞれがプロットを作ります。
これはプロットの講評会をしているところです。
講評会を経て、各々は作品を書き進めていきます。
完成が待ち遠しいです。
これは昨年の卒業生が作った電子書籍です。
写真はタブレットPC上での閲覧です。画面を触るとページがめくれるようになっています。
もちろん、iPhoneやKindleなどでも読むことが可能です。
現実の紙ではない、電子の紙をめくる感覚を一度味わってみてください。
226月
裁判所、多くの人にとってはあまり関係のない場所です。
また、できることなら行きたくない場所でもあるかと思います。
否、だからこそ足を運び、多くのことを学ぶべき場所であると言えます。
6月某日、小説・マンガ創作科は東京地方裁判所へフィールドワークに出かけました。
裁判の傍聴、普通に生活をしている人はなかなか機会のあるものではないでしょう。
そういった場所にこそ、創作に繋がる意外なアイデアがあるのです。
現在の時刻は9時30分、10時が最初の開廷時刻です。
朝のミーティングの様子です。
この後は各自その日行われる様々な裁判の傍聴へと向かいます。
残念ながら裁判所の中では撮影は禁止されているので、これ以降の写真は撮影できませんでした。
裁判所の入口では荷物検査と金属探知があり、手荷物の中身をスキャンされます。
荷物検査を終えた後は、各自が自由に裁判を傍聴します。
その日の裁判のスケジュールがまとめられたリストの中から、興味を持った裁判を行う法廷へ向かいます。
裁判というものは、人と人との間に生じるものです。
その中には多彩なドラマがあります。
複雑な人間関係のものもあれば、私利私欲に走った人間の感情など。
創作の題材にはうってつけの場所ではないでしょうか。
裁判所があるのは霞が関です。
霞が関といえば、様々な省庁がある場所でもあります。
なかでも農林水産省の食堂では、クジラの料理がふるまわれているとか。
食堂は一般にも開放されているので、実際に食べてみることに。
こちらがその日のメニューです。
クジラのニラ炒めに、鶏のもも肉味噌カツ、たまごサラダなどです。
クジラは思ったよりも臭みがなく、食べやすかったです。
206月
小説・マンガ創作科で行われているゲームシナリオの授業が、徐々に動き始めてきました。
先日企画を作っているという記事を更新しましたが、現在では実際にツールを動かし始めています。
ゲームの制作にあたってツールを動かす知識は必要不可欠です。
講師の先生の指示に従い、ゲームの画面や流れを構築しています。
プログラムを組むといった高度な技術は必要ありませんが、
知識のないツールを思いのまま動かせるようになるには慣れが必要です。
現在制作しているゲームはアドベンチャーゲームと呼ばれるものです。
選択肢でストーリーが変化していきます。
今日はその選択肢の作り方についての授業です。
条件によってストーリーの展開が変わる、システムの根幹をなす部分であり、みな真剣に聞いています。
大まかな説明も終わり、これからいよいよ実作に入っていきます。
今後学生たちの作品がどう変化していくのか期待しています。
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