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  • 075月

    小説創作科の2年生を対象に行っている『フィールドワーク実習』。

    事前に決められた場所に赴き、五感をフル活用して得た情報を創作に反映させるのが目的です。

    今回、取材対象となった場所は銀座の中心街に建つ“警察博物館”。

    P4250224

    警察博物館の玄関では、名機『ヤマハF-7509』(白バイ)とピーポ君がお出迎え。

    さらに1Fは、警視庁に初めて実戦配備されたヘリコプター『はるかぜ1号』や皇族方や国内外の要人の警護等に使用された「ハーレー・ダビッドソン」(通称:黒バイ)などが展示。実際に乗車して記念撮影もできる車体もあり、学生ももちろん乗り込んで体感していました。

    P4250226 P4250232 女子チーム

    警察博物館には各階に様々な展示品がありますが、今回最大の目的は5Fイベントホールにて開催されている『警視庁創立140年特別展』。

    展示されているのは警視庁が140年間で関わった重大事件・事故のパネル。

    生まれる前から最近の事件までを眺めると事件の質に違いがあることがわかります。学生運動や、武力デモなど、時代背景や政治・経済状況が引き金になって起きた事件など、今となっては信じられないような事件の数々。

    学生も思い入れのある事件・事故があるようで興味深そうに一つずつパネルを確認していました。

    なお、フィールドワーク実習は事前に下記課題を学生へ与えています。

    <必須課題>

    時代とともに事件の変化を感じることができる。あなたはどのような部分から感じたかを800字程度でまとめなさい。

    <選択課題>

    印象に残った事件を一つあげ、第三者に伝えたられるようにまとめなさい。

    ①5W1Hを使ってどのような事件だったかを1200字程度でまとめなさい。

    ②5w1Hを使ってどのような事件だったかを400字程度でまとめたうえで、それをベースに800字プロットを作成しなさい。

    上記課題を念頭に、学生たちもメモや写真をとりつつ真剣な表情でフィールドワークに取り組んでいました。

    おまけ

    おまけ

  • 133月

    3/22に予定している小説創作科の体験入学の準備が着々と進んでいます。
    今回の体験入学はこれまでとは変わった形でお送りします。
    桃園ひめこさんと巴奎依さんのラジオ番組、『桃園ひめこ・巴奎依のライトノベル学園』の公開録音となります。
    ゲストにライトノベル作家の橘ぱん先生と、オーバーラップ文庫の編集長、永田勝治さんをお迎えします。
    詳しくはこちらにてご確認ください。

    現在体験入学で展示するポスターの製作が完了いたしました。
    デザインはこちらになります。

    date

    当日はこのポスターが目印になります。

    イベントまで残り10日を切りました。
    興味がある方はぜひ会場までお越しください。

  • 103月

    第二回、江戸東京博物館の大浮世絵展の記事です。

    ed01 ed02

    前回の記事で紹介した二点の作品は、風景が複数の人物が描かれた作品でした。
    今回は一人の人物を色濃く描いた作品となります。

     

    葛飾応為作、「夜桜美人図」は人目を引く美しい掛け軸でした。
    肉筆画のこの作品は、夜闇の中で灯篭の灯りに照らし出された女性が描かれています。
    光と闇の表現が巧みな作品です。

     その絵を見つけた時、一瞬だけ周りの音が消えた。こ
     の感覚は、好きな作家の本を読んでいる時の感覚に似ていると、その絵に近付きながら思った。
     周りの雑音や、景色が遮断されて、目の前の作品のことしか考えられなくところがとてもよく似ている。

     実際、今が冬であることや、絵と私の間には次元の壁があることを忘れそうになった。
     その、背景に溶け込めるような気がした、と言うと、やや厨二病的だろうか。
     今まで、学校や、部活あるいは個人的に美術展に足を運んできたが、その度に素晴らしい作品を見つけた時に私は考える。
     その作品達は(いい作品)とは、次元を超えて、こちら側にイメージを叩きつけてくる作品のことなのではないか、と。
     その風景の季節や、質感を簡単にイメージできるのは、
    その作品に作者の伝えたいこと(見たままの美しさ)が上手く表現できているからではないか、と。
     夜桜を背景に、一首考える女性の横顔の表情、
    彷徨うように宙で停められた筆を執る指先それにしゃんと建てられた襟元と対照的に、しなやかに垂れ下がった振袖。
     幻想的な中に、どこかリアリティのある不思議な絵。
     この作品を見て、私はそう思ったのだが、どうも口下手なせいか上手くまとめられず、『どこが良かったか』を聞かれた時、
    咄嗟に頭の悪そうな回答をしてしまったことが悔やまれた。

     
    喜多川歌麿作の「難波屋おきた」も印象に残る作品でした。
    この作品は江戸時代後期、寛政三美女の一人である、おきたという女性の全身を描いたもの。
    一枚の浮世絵の表と裏にそれぞれ、女性の正面と背面の絵が寸分たがわず描かれた珍しい作品です。

    特別展は浮世絵の発展と繁栄を、時代に沿って触れてゆくものでした。
    こちらでは紹介しない名画も数多く展示されており、今後も入れ替えがあるようです。
    興味がある方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

     

    博物館を後にし帰宅……その前に。
    せっかくなのでお昼をとることに。

    今回は先生の紹介で、ドジョウ料理のお店へ行くことになりました。
    注文したのはドジョウ鍋。

    ed03

    名前通りにそのままですね。卓に置かれたインパクトも十分。
    予め煮て火を入れたドジョウを、タレを入れた鍋で煮込み、しっかりと火が入ったらネギを入れて完成。
    泥臭いのかなという予想がありましたが、そんなことはなく、身もしっかりとしていました。
    ネギの風味も相まって、非常に美味な一品でした。

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  • 楽しそうですね! レッサーパンダもかわいい!...
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