小説創作科の2年生を対象に行っている『フィールドワーク実習』。
事前に決められた場所に赴き、五感をフル活用して得た情報を創作に反映させるのが目的です。
今回、取材対象となった場所は銀座の中心街に建つ“警察博物館”。
警察博物館の玄関では、名機『ヤマハF-7509』(白バイ)とピーポ君がお出迎え。
さらに1Fは、警視庁に初めて実戦配備されたヘリコプター『はるかぜ1号』や皇族方や国内外の要人の警護等に使用された「ハーレー・ダビッドソン」(通称:黒バイ)などが展示。実際に乗車して記念撮影もできる車体もあり、学生ももちろん乗り込んで体感していました。
警察博物館には各階に様々な展示品がありますが、今回最大の目的は5Fイベントホールにて開催されている『警視庁創立140年特別展』。
展示されているのは警視庁が140年間で関わった重大事件・事故のパネル。
生まれる前から最近の事件までを眺めると事件の質に違いがあることがわかります。学生運動や、武力デモなど、時代背景や政治・経済状況が引き金になって起きた事件など、今となっては信じられないような事件の数々。
学生も思い入れのある事件・事故があるようで興味深そうに一つずつパネルを確認していました。
なお、フィールドワーク実習は事前に下記課題を学生へ与えています。
<必須課題>
時代とともに事件の変化を感じることができる。あなたはどのような部分から感じたかを800字程度でまとめなさい。
<選択課題>
印象に残った事件を一つあげ、第三者に伝えたられるようにまとめなさい。
①5W1Hを使ってどのような事件だったかを1200字程度でまとめなさい。
②5w1Hを使ってどのような事件だったかを400字程度でまとめたうえで、それをベースに800字プロットを作成しなさい。
上記課題を念頭に、学生たちもメモや写真をとりつつ真剣な表情でフィールドワークに取り組んでいました。