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  • 303月

    3/25(金)映画制作科のスペシャルイベントとして、現在絶賛公開中の映画「僕だけがいない街」(※以下『僕街』)プロデューサー・春名慶氏のトークショーが開催されました。

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    ©2016 映画「僕だけがいない街」制作委員会

    原作は“このマンガが凄い!(宝島社)”に三年連続ノミネートした三部けい氏著作の大ヒットコミック。イベントでは、本校の関谷校長が司会進行を務める中、春名さんより『僕街』の実写版を企画するにいたる過程や、映画制作秘話、さらにプロデューサーという仕事についてなど、たくさんのお話をお聞きすることができました。

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    ここでは、そのイベント模様を抜粋してご紹介。
    まずは、企画プロデューサーというご自身の立ち位置として春名さんより「事件が会議室で起きる仕事」との説明がありました。つまり、制作現場で指示するというより、企画・制作・宣伝等全体の設計図、そして環境を用意をするのが仕事とのことです。
    今回実写化に至った経緯としては、「タイトルに惹かれて(原作の)1巻を読んだところ、ページを捲る手が止まらなくなった」ことがキッカケとのこと。
    すぐに原作者の三部さんとお会いしたとのことでしたが、その後映像化のオファーが50社以上届いたということで、動き出しの早さが今回の映画化の権利取得に繋がったようです。

    プロデューサー・春名慶氏

    これまで映画『アオハライド』や『僕等がいた』、『ストロボ・エッジ』等、原作がある多数の作品に関わってきた春名さんですが、原作から映像化する注意点として「10巻~20巻ある原作を約2時間で創りあげるために、ハイライト集ではなく、感情のうねりなどをどのようにつくるかを考えて、そのうえで効率的にストーリーを省いていく」作業に注力しているとのこと。
    また、実際に映画制作をするうえで春名さんが大事にしているものが“音楽”とのことです。「映画の半分は音楽でできていると思っているほど重要な要素と考えている」とのこと。今作では『ストロベリーナイト』シリーズの音楽を担当している林ゆうき氏に依頼。「SFサスペンスを作るなら彼しかいない」と抜擢した経緯を語っていました。

    キャスティングもプロデューサーの重要な仕事ですが、主演を務める藤原竜也さんのエピソードとして、「撮影で使った道沿いに一件の居酒屋があって、店の前にギャラリーができてしまったんですね。その日が藤原くんがクランクアップの日で、打ち上げをするということで指定された場所に行くとそのお店なんです。きっと藤原くんはお店の営業に迷惑をかけたと思ってそこで打ち上げをしたと思います」とのこと。藤原竜也さんの細やかな気配りがとても素敵ですね。

    このほか、多くのためになる話しをしていただいた春名さん。映画制作の醍醐味を聞かれると「今のエンターテインメント産業は時間の奪い合いだと思っています。その中で、自分が映画館に行ってもいいかなと思えるような作品を創れるのは“悦楽”ですね」とおっしゃっていました。
    この後参加者からの質問にも真摯に対応していただいた春名さん。ありがとうございました!

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    イベントでは、映画の鑑賞チケットがあたる抽選会も

    映画『僕だけがいない街』は絶賛公開中! 春名さん曰く「映画は映画なりの落とし前をつける」ということで、原作やアニメとは違う結末にも注目です。ぜひ劇場で御覧ください!

     

    映画『僕だけがいない街』公式サイト

    映画公式サイトのニュースでもイベントの模様が掲載されました!

     

    映画制作科公式ページ

     

   

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  • 楽しそうですね! レッサーパンダもかわいい!...
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