117月
本校では、業界・職種研究の一環として、業界関連企業のご協力のもと『学内企業説明会』を定期的に開催しています。
そろそろ学生の就職活動も活発になる時期ですが、今回はTVCMを中心に、ミュージックビデオ、イベント映像等のポストプロダクション・撮影事業を手掛ける株式会社デジタル・ガーデンより、General Affairs Dept.部長・村松武様はじめ、5名のスタッフの皆様にご来校いただきました。
General Affairs Dept.部長 村松様
説明のメインは近年注目度が上昇しているD.I.T.(デジタルイメージングテクニシャン)という職種の紹介とその業務内容について。実際に現場で使用している機材の実演を交えてご説明となりました。
[D.I.T.](デジタルイメージングテクニシャン)とは。
近年、CMの制作現場で撮影した映像の殆どは、デジタルデータとしてメディアファイルで管理・保存されていますが、D.I.T.はそのメディアファイルの運用管理の責任者。具体的な仕事内容としては撮った映像をその場でオフライン編集しカラーグレーディングや色調補正を行い、イメージのクオリティを上げて整えた映像をモニターにプレイバック。その際、クライアント用のモニターには“仕上げた映像”、スタッフ用のモニターには“撮ったままの映像”など、別々の画をプレビューすることも。また、必要とあれば合成作業も現場で行うとのことです。そのためD.I.T.にはカメラを始めとした撮影機材やシステムの知識に加えて、パソコン上での映像編集とデータ管理の知識など広範囲にわたったスキルが必要となりますが、今後さらに需要が見込まれる新時代の職種とのこと。
D.I.T. 佐々木辰雄様
なおデジタル・ガーデンでは、昨年D.I.Tを含めた撮影関連部門「Digital Shooting Div.」を新設。撮影からポストプロダクションまで一環して請け負うことができる体制を整えているとのこと。
最新の機材を目の当たりにして、興味を持った学生も多くいましたので、近いうちにD.I.T.として現場で活躍する卒業生がでると良いですね!
ARRI社のカメラ、ALEXA!!
D.I.T.が現場で使用する機材システム。パソコンの他様々な機器が備え付けられています
株式会社デジタル・ガーデンの皆様ありがとうございました!!。
株式会社デジタル・ガーデン
公式ホームページ
266月
6月18日(土)に就職セミナーを行いました!
就職セミナーとは、進路・就職対策の一環として、『履歴書の書き方』、
『SPI3対策模擬試験』『模擬面接』を行い、進路・就職に関しての意識を高め、
今やるべき事などを見つける事が目的のセミナーです。
まずは、通いなれた学校で練習です!
当日は、普段あまり着る機会がないスーツでの登校でした!
学生の意識も高まっているようです。
全体説明をした後、筆記テストを開始。
履歴書で良く聞かれる志望職種や自己PRを時間内に書き上げました。
筆記テストが終わると模擬面接です!
みなさんの緊張が伝わってきました><
模擬面接を受けたあとの皆さんのホッとした表情や
「ここダメだった~~」と面接を振り返る学生も見受けられました。
~ここで、このブログを閲覧している参加学生へメッセージ~
就職セミナー参加してみていかがでしたか?
思った通りにいかなくても、何かしら得るもの・気づきがあったと思います。
セミナーで学んだことを本番の就活で是非活かしてください!!
就職活動や進路相談には、担当の先生に相談して下さいね!
お疲れ様でした^^★
236月
将来は物書きとして仕事をしたいといった場合も、小説家、脚本家、ライター等様々な方向性があります。また、とにかくテキスト媒体に関わりたいといった希望の場合は、編集者という道も存在します。
本校では、そんな学生の多様な将来に対して、業界・業種に関する知識を深め、選択肢の幅を広げる事を目的として、業界関連企業の説明会を開催しています。
この日は、漫画制作(作画・原作・編集・デジタルコミック化)、出版・編集プロダクション、ゲーム企画・モバイルコンテンツ制作 、WEB・広告・企画・制作、キャラクターデザイン・グラフィックデザイン等々多岐にわたる業務を請け負っている『株式会社サイドランチ』より代表取締役社長・志田隆一郎様をお招きいたしました。
そろそろ将来に関して具体的にイメージしていかなくてはならない2年生(主に小説創作科・アニメーション映像科)が対象ということで、まずは志田様より「仕事とは何か?」という就活生にとって根源的なテーマについてお話がありました。
曰く「仕事とは、自分以外の他者を満足させる行為」とのこと。
自分=主観、他人=客観。つまり客観的視点を持ち、人を楽しませる事に喜びを感じること。それが仕事の醍醐味であるとのこと。
次にそれを前提にして、実際にサイドランチで制作した2Dグラフィックス(イラスト・キャラクターデザイン)の作品の解説をしていただきました。
イラストレーターやデザイナーとして仕事を請け負う際、例えば「メカなんだけどクリーチャーっぽく」というオーダーがあった場合、メカっぽさを強めに出すか、それともクリーチャーっぽさを出すのか。……正解はどちらも出すです。
一発でクライアントの希望に沿った作品を提出することは難しいので、制作側も相手の希望を探るために、まずは作品のバリエーションを用意します。その上で言われたことだけではなく、自分のアイデアも織り込んで行くのがプロとのこと。
なお、実際にイラストの発注書も閲覧させていただきましたが、これがかなり細かい。具体的に指定されている発注もありますが、逆に抽象的な表現での発注もあります。
仕事を請け負う上では、デザイナーとして多彩な絵が書けるということも大事ですが、クライアントの理想像を読み取り、その上理想を超える作品を提出するために、知識量とコミュニケーション力も問われてくるようです。
なお、それはライター志望者も一緒です。
1つのテーマで記事を書く際。普通に正面から書いても面白い記事にはなりません。自分の視点・取材者(取材対象)の視点・そして読者の視点。全ての視点を考慮した上で、狙って斜め上の視点から書く。
プロとアマチュアを隔てる“客観視”という壁をクリアすることができるか、それがこの業界で仕事をする上での条件のひとつになるのではないでしょうか。
志田様、貴重なお話ありがとうございました!
株式会社サイドランチ
ホームページはコチラ
Recent Comments