本校では、業界・職種研究の一環として、業界関連企業のご協力のもと『学内企業説明会』を定期的に開催しています。
そろそろ学生の就職活動も活発になる時期ですが、今回はTVCMを中心に、ミュージックビデオ、イベント映像等のポストプロダクション・撮影事業を手掛ける株式会社デジタル・ガーデンより、General Affairs Dept.部長・村松武様はじめ、5名のスタッフの皆様にご来校いただきました。
説明のメインは近年注目度が上昇しているD.I.T.(デジタルイメージングテクニシャン)という職種の紹介とその業務内容について。実際に現場で使用している機材の実演を交えてご説明となりました。
[D.I.T.](デジタルイメージングテクニシャン)とは。
近年、CMの制作現場で撮影した映像の殆どは、デジタルデータとしてメディアファイルで管理・保存されていますが、D.I.T.はそのメディアファイルの運用管理の責任者。具体的な仕事内容としては撮った映像をその場でオフライン編集しカラーグレーディングや色調補正を行い、イメージのクオリティを上げて整えた映像をモニターにプレイバック。その際、クライアント用のモニターには“仕上げた映像”、スタッフ用のモニターには“撮ったままの映像”など、別々の画をプレビューすることも。また、必要とあれば合成作業も現場で行うとのことです。そのためD.I.T.にはカメラを始めとした撮影機材やシステムの知識に加えて、パソコン上での映像編集とデータ管理の知識など広範囲にわたったスキルが必要となりますが、今後さらに需要が見込まれる新時代の職種とのこと。
なおデジタル・ガーデンでは、昨年D.I.Tを含めた撮影関連部門「Digital Shooting Div.」を新設。撮影からポストプロダクションまで一環して請け負うことができる体制を整えているとのこと。
最新の機材を目の当たりにして、興味を持った学生も多くいましたので、近いうちにD.I.T.として現場で活躍する卒業生がでると良いですね!
株式会社デジタル・ガーデンの皆様ありがとうございました!!。
株式会社デジタル・ガーデン
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