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  • 162月

    1月末に開催された小説創作科の特別講座は、KADOKAWAエンターブレイン ブランドカンパニーからファミ通文庫編集部 編集長代理の川﨑拓也氏をお招きして行われました。

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    創設から16周年を経過し、ライトノベル業界の黎明期から現在までを支えてきた歴史あるレーベル『ファミ通文庫』。
    いまでは多くのレーベルが存在し群雄割拠と呼ばれるこの業界で、定形とは違う個性をもった作品を採用するなど、独自の主張を続けながら1500冊以上の作品を刊行しています。

    川﨑拓也氏

    川﨑拓也氏

    川﨑氏曰く、今ライトノベル業界では、編集者やベテラン作家も読者に受け入れられるアイデアを出すのに悩んでおり、だからこそ時代を反映した新しい切り口を持つ若者に大きな期待しているとのこと。

    『ファミ通文庫』のご紹介後、受講した学生一人ひとりに、好きな作品や作家を尋ねながら話しを展開する形で講義は進行しました。
    学生が他レーベルの作品や、ライトノベルではない作品を挙げても、それぞれに対するエピソードがすぐに出てくるのはさすが業界の一線でお仕事をされている編集者。
    良いタイトルの付け方や、改稿についてなど、編集者目線での実例を踏まえた話しに学生も真剣な表情で耳を傾けていました。

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    ここで特別講座に参加した学生から、講座の内容について寄稿文をいただいたので掲載いたします。

     

    小説・マンガ創作科2年 寄稿

    「”他では出せないかな”と思うものを出していきたい」最初にそう言った時、自分はそういうことだったのかと思いました。ファミ通文庫はレーベルとしてジャンルを確立せず、様々のジャンルを出していたことに疑問を持っていました。しかし、他の文庫と違い少ない作品を文庫の顔として押していくのではなく、数多くの作品を押しているのはファミ通文庫だけなのかもしれないとも思います。

    「読んでもらえれば面白いが、読む前から面白いと伝わらないとどうしようもない」、「楽しみと思わせたら勝ち」これを聞いたとき、編集者の視点でありながら、読者側のことも理解して見ているんだなと驚きました。

    自分は他の人の作品を見る機会が多くありましたが、どうしても片方の視点に片寄りがちになってしまいます。特に読者でいる期間が長かっただけに、そういう視点になりがちでした。ですから、バランスよく両方の視点で見られるのは凄いことなんだと思いました。

    「ライトノベルの中だけで戦っていても仕方ない。スマホアプリ、テレビゲームなどエンターテイナーの中で戦う意志が必要」この言葉は特に印象に残っています。正直、今までの考えを覆させられた気分でした。周りの話を聞いているとよくライトノベルの話をしていて「この作品は面白い」、「この文章が上手い」など耳にしますが、そこだけで留まっていては作品として戦っていくことが出来ないんだと、そう思いました。

    ですが、確かにライトノベルが衰退していってる現状ではそういう他のエンターテイナーと戦っていかなくてはいけないのは事実なんだと思います。この考えを知ることが出来たのは今回の講座の中でも大きかったものだと思います。

    前半の途中から後半にかけて、講座を受けていた生徒の好きな本を聞いていくという内容でしたが、20人余りから出てきた作品全てに反応し、あれこれとトークしていたのを見て「どんだけ本を読んだらそういう風になれるのか」と驚いていました。自分は誰も知らないような作品を出したつもりでしたが、あっさり返されていまった時は遠いなと感じでしまいましたが、あの場ではむしろ当然のことなのかもしれないとも思いました。

    今回の特別講座は自分にとって大きなものを得ることが出来たのではないかと思います。

     

    『第17回 えんため大賞』はファミ通文庫部門を始めとして、全8部門を募集。
    ライトノベル「ファミ通文庫」部門は4月30日が〆切となっています。(詳細はコチラ
    受講者には、惜しみなく教えていただいた生の情報を活かしてぜひチャンスを掴んでほしいですね。

  • 231月

    年度末に向けていくつかの工事があります。
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    Rock Onスタジオの工事期間は2月9日(月)~3月31日(火)です。

     

     

    その中で1階のロビーが下記のように大きく変わります。(工事期間:2月23日(月)~3月7日(土))
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    事故の無いように細心の注意の下に進めますが、工事期間中は学生の皆さんも十分にご注意ください。

    新年度からはリフレッッシュした校舎でしっかり学びましょう!

  • 0412月

    音声のみでドラマチックなストーリーを紡ぐボイスドラマ。
    その収録模様を一般公開する『ボイスドラマ公開収録』が、東放学園映画専門学校の夢源祭スペシャルイベントとして行われました。

    脚本は本校小説・マンガ創作科の2年生3名が制作。
    キャストは、オーディションにより選ばれた専門学校東京アナウンス学院・放送声優科の学生5名。
    そして、81プロデュース所属・上田麗奈さん(ハナヤマタ/関谷なる役)、斉藤壮馬さん(残響のテロル/ツエルブ、久見冬二役ほか)、圡田玲央さん(第6回81オーディション優秀賞受賞・本校卒)をお招きして行いました。

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    当日は東放学園映画専門学校の校舎前に長い待機列が出来ていました。
    事前に配布した整理券が開場して5分で終了となるほどで、一番最初に整理券を渡した方はなんと朝5:00から並んでいたとのこと。

    当然会場となるレコーディングスタジオの席は満席、立ち見の見学者が周りを囲み、キャストが使う3本のマイクの周辺以外のスペースはほぼ埋まっている状態でした。
    そんな熱気あふれる開場で司会を務める篠宮沙絵子さん(放送声優科卒)が開催のアナウンスを告げると、まずは放送声優科の5名の学生によるボイスドラマの収録が始まりました。

    司会は本校卒業生・篠宮沙絵子さん

    司会は放送声優科卒業生・篠宮沙絵子さん

     

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    お客さんのノリもよく、すばらしい雰囲気で行われたオープニングアクト。皆なかなかの出来だったのではないでしょうか。

    そしていよいよメインアクター上田麗奈さん、斉藤壮馬さん、圡田玲央さんが登場。

    プロの声優はやっぱりすごい! そして面白いです!

    プロの声優はやっぱりすごい! そして面白いです!

    会場の熱を楽しむかのようにテンションを合わせて自己紹介するのは、さすがイベント慣れしているプロの声優陣。
    そして驚いたのは1本目の収録。学校で3名の学生が学園祭のテーマについて話し合うという設定でしたが、台本にないアドリブのオンパレードで進行するというテクニックを披露。3人の息もピッタリで、会場もおおいに盛り上がっていました。

    また2本目に収録した高校生の恋愛模様を書いた作品では、台本の展開をしっかりと組んだ上で、三者三様の個性的なキャラクターを演じてくれました。
    脚本を担当した学生も、セリフが役者によって声に変換される事、そしてそれがどのようにお客さんに伝わるかを実感出来たことは貴重な経験になったのではないでしょうか。
    なにより自分たちが書いた脚本で参加者が楽しんでくれた事が、小説・マンガ創作科の学生たちにとっても一番のプレゼントになったはずです。

    スタッフもキャストもお客さんも、みんなが楽しんで良い雰囲気を作り上げてくれた素晴らしいイベントでした。

     

    イベント終了後にゲストの皆さんと、脚本を書いた学生、ディレクターの斉藤先生で記念写真を撮影。

    イベント終了後の記念写真 前列左より:圡田玲央さん、上田麗奈さん、斉藤壮馬さん、篠宮沙絵子さん 後列左より:高木海(学生)、伊東敬太(学生)、斎藤ゆうすけ先生、坂東龍(学生) ※学生はボイスドラマの脚本を担当。小説創作科講師の斎藤先生にはイベントの演出・指導を担当していただきました。

     

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  • 楽しそうですね! レッサーパンダもかわいい!...
  • お疲れ様でしたありがとうございました!...
  • 卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます!! 学校に遊びに行った際に、もう知っている顔がいないと思うと、とても...
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