近年必ずやってくると言われている、首都直下型大地震。
また地震に限らずとも、ゲリラ豪雨による水害や、台風などによる強風。
この地球で生きている限りいついかなる時に災害に襲われるかを予測することは困難です。
そういった有事の際に、正しい認識を持ち、いかに正しい行動をとれるかが重要になります。
ということで、小説・マンガ創作科は墨田区錦糸町にある、本所防災館へと防災体験をしに向かいました。
1Fロビーに集合。係員の方から防災体験の証明カードをもらいます。
ロビーには防災に関するクイズコーナーもありました。
シアタールームにて映像を観たあと、災害体験へ。
まず最初に、都市型水害における扉の開閉体験です。
扉の先は浸水し、扉にはすさまじい水圧がかかっている状況を再現しています。
体験できる扉は二種類。普通の扉と、車のドアです。
水位が10センチから40センチまで選べ、40センチは非常に重くびくともしないことも。
写真は車の方のものです。
次は地震の体験です。
今回は観測史上最大の震度7です。
本物の地震と同じ震度、同じ揺れ方のものを体験しました。
地震の揺れ方も様々で、大正関東大地震・兵庫県南部地震・東北地方太平洋沖地震の3パターンを体験しました。
(左から順に、関東大震災・阪神淡路大震災・東日本大震災)
お次は消化体験です。
消火器の実使用経験がある人は、そう多くはないでしょう。
使用法がわからないと、いざという時にパニックに陥り適切な判断が下せなくなってしまいます。
今回は消火剤ではなく、中身は水が入ったものを用いました。
最後は暴風雨体験です。
水害風害を引き起こすほどの暴風雨を体験することができます。
雨具を着込み、長靴を履いていざ体験へ。
雨の勢いは強く、雨具の上からでも少し痛みを感じるほどです。
そんな中で野ざらしにされた手は、この季節では少しつらいものがあります。
以上で全体験は終了です。
災害に対する知識、注意、準備は、常日頃から怠ってはなりません。
もしものとき、自分の身を守れるのは自分しかいないからです。