小説・マンガ創作科の授業で制作が進められてきた作品が本になりました。
DTP(デスクトップパブリッシング)実習という授業では、毎年学生の作品を同人誌として出版するまでの過程を経験します。
デザインと編集のソフトを駆使し、小説原稿を1冊の本にしていきます。
授業の流れは学生が1人1編の短編を制作し、オムニバス形式の短編集にするものです。
原稿執筆から本の図面、デザインや組み版までを自分たちで行います。
アニメ科の生徒さんのイラストを表紙や挿絵に使わせてもらい、学科を越えての共作になっています。
春から原稿を書き始め、夏休みに推敲と改稿を進め、10月に印刷所に入稿という流れでした。
出来上がった本がこちら。
今年は履修者が多く、グループを二つに分けることに。
よって本も二冊になりました。
音をメインテーマにした『音を読む』と、虹をテーマにした『彩虹』です。
暑さもそこそこあります。
完成した本は学園祭で配布されました。
積み方にも工夫を凝らし、立体感のある配置に。
以前のアサウラ先生のときに作ったベン・トータワーよりも高い出来となりました。
表紙をもモチーフにしたポスターも用意し、校内へ。
タブレットPCを用いた電子書籍として読むこともできます。
今年は例年よりも多く印刷をしたため、今後の体験入学の際などにお配りできます。
機会がありましたら、是非お手に取ってみてください。