雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
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宮沢賢治先生の代表作、雨ニモマケズの冒頭部です。
この詩にのっとって、というわけではありませんが、小説・マンガ創作科は夏の補講が行われてきました。
陽の入りも早くなり、夏の終わりを色濃く感じる今日この頃。
後期開講に向け、それぞれの補講も追い込みをかけています。
小説コースの学生が所属するゼミでは、夏休みの間に書き進めた原稿をチェックしてもらっています。
設定の矛盾や描写の問題点など、鋭い指摘が飛んでいます。
一年生にとっては前期の成長を確認する最初の夏、二年生にとっては追い込みをかける最後の夏です。
各々にとっても、後期に向けて重要となる最後の補講を有意義に使っています。
また、小説コースにあるDTP実習の授業では、学園祭にて頒布する同人誌の制作が急ピッチで進んでいます。
印刷所にて製本を行うため、締め切りはもう目前に迫っています。
作品の校正はもちろん、
表紙や扉絵のデザイン、
奥付の編集など、まだまだやることは山のようにあります。
二つのグループに分かれ、それぞれの編集長の檄が飛びました。
今年は二冊の本が完成する予定ですので、それぞれどのような形になるか、今後が楽しみです。
夏が終わり、進級制作・卒業制作の締め切りも着実に近づいてきました。
ゼミや授業を通して練度を高め、作品の完成度をあげて行きましょう。
補講の日程もすべて終わり、いよいよ明日から後期開講です。
それぞれの課題を踏まえ、後期の授業に臨みましょう。