7月3日土曜日、創作科1年生の恒例イベントである
歌舞伎鑑賞教室へ行ってきました。
前日開催された運動会での疲労が心配されましたが、
集合時間にはほとんどの学生が集まっていてびっくり。
今回の歌舞伎は『身替座禅』という演目です。
歌舞伎というと堅苦しい印象を抱きがちですが、
なんと中村壱太郎さんと中村隼人さんが開演直後に登場。
残念ながら場内撮影禁止のため写真はありませんが、
場は一気にコンサート会場さながらの盛り上がりに。
まだ十代のお二人は、今回の『身替座禅』で女方の姉妹を演じられています。
メイクも衣装も着ていない普通の男の子姿で登場した二人が、
歌舞伎の歴史や舞台の説明を実演を交えながら紹介してくれました。
30分近い歌舞伎の説明に、学生も飽きることなく耳を傾けている様子でした。
いざ舞台が始まると、初めて触れる歌舞伎の雰囲気や舞台の魅力に
引き込まれみんな見入っていました。
今回は初めて解説用のイヤホンを使用。
ナレーションのように自然に入ってくる解説が大変わかりやすく、
ストーリーを見失うことなく観られました。
ユーモラス溢れるコミカルなストーリーに、クスリと笑ってしまう学生も。
映像作品ともミュージカルのような舞台ともまた違う芸能の世界に刺激され、
みんなの創作意欲も沸いてきたかな……?