いよいよ6月1日より東放学園の専門課程4校が開講となります。
緊急事態宣言発令による東京都の外出制限により、2ヶ月ほど延期されていた学校がようやく始まり、まだまだ予断を許さない状況であるものの、通常の生活が戻ってくることを期待して、私共教職員も安堵をしているところでございます。
しかしながら、当初予定されていた「2020年度入学式」は挙行中止のまま執り行われることは無く、新入生の皆様におかれては非常に残念な思いでおられるかと思います。
そこで、改めて「入学式」を行うことは叶いませんが、式次第の項目の一つでもあった新入生代表による宣誓『誓いの言葉』をここに掲載させていただきます。
【誓いの言葉(2020年度入学式)】
本日は私達新入生のために、このような厳粛かつ盛大な入学式を執り行っていただき誠にありがとうございます。
新しい生命の息吹を感じる今日のよき日に、東放学園に入学できましたことは、私達にとって大きな喜びです。
私が映像制作の仕事に就きたいと思ったのは、高校の部活動がきっかけでした。
部活動でバンドを組んでいた私は、一度自分たちのミュージックビデオを撮影して頂く機会がありました。その時、アーティストの曲へ込めた想いを汲み取りそれを映像として表現する素晴らしさに気づきました。それと同時にミュージックビデオディレクターという仕事に憧れを感じるようになり、職業として志すようになりました。
将来はミュージックビデオのディレクターとして唯一無二の作品を作れるように精一杯努力し、いつか好きなアーティストのミュージックビデオに携わられるようになりたいと思っています。
今世の中では新型コロナウィルスの影響で大変な事態となっており、不安な気持ちもありますが、この逆境にめげず一人でも多くの人に、豊かな気持ちを取り戻して貰える作品を作れるよう、この2年間全力で取り組みたいと思います。
そして、今日から始まる学生生活をより有意義なものにしていくことを決意し、ここに「誓いのことば」といたします。
令和二年 四月三日
東放学園映画専門学校 プロモーション映像科
新入生代表 柏井 理子
※代表学生より許可をいただき、事前に寄せていただいた宣誓文を原文で掲載しております。
本学教職員一同は、新入生の皆様のご入学を心から祝福しております。
新入生の皆さん改めましてご入学おめでとうございます!