本校の就職系授業では、単に企業を学生へ紹介するだけではなく、社会人としての基礎知識を学び、卒業後自立して生活を送るための特別講座を開催しています。
この日は、各科卒業年度の学生を対象として「租税教室」を開催。ちょうど国税庁が設定する税金を考える週間ということもあり、税理士の先生方をお招きして税金について学生と考えました。
租税教室では、まずわかりやすく税金の概要を掴むために「ご案内します アナザーワールドへ」という動画を観覧。これは国税丁のホームページでも確認ができるため、もし興味があればぜひ観覧してみてください。
国税庁(ビデオライブラリー)
また卒業後社会に出て働き、実際に税金を納付する学生へ、給与明細に記入される税金の内訳と詳細や源泉徴収に関して、フリーランス(自営業者)の確定申告など具体的にご説明いただきました。
青色申告納税の方法や、俗に言われる103万円、130万円の壁等理解するのに集中力が必要な部分もありましたが、クイズ形式等工夫を凝らした講義で、学生にもわかりやすく説明いただき、卒業後の参考になったのではないでしょうか。
税金に関しては、必要な知識ではあるものの、社会人でもしっかりと理解している方が少ないというのが現実です。
これを機会に学生たちが税金の必要性や、その使いみち等を決める国会、ひいては国会議員を選択する選挙などに興味を持ってくれると嬉しいですね。