今回西洋剣術を体験しよう!ということで、座学と実践の2回に分かれて授業を行いました。講師は西洋剣術コンサルティングサービス・Knightsの新美智士さん。
座学では、「創作に必要な西洋剣術と魔法の知識とは」というテーマで講義を行っていただきました。座学内では、西洋剣術の現状や、魔法に対する考えかた以外にも、文献の見方や情報の調べ方など、西洋剣術に絡めながら作家として活動する上で基礎となるリサーチについても触れて頂きました。
実践では、実際に片手剣と両手剣を用い、西洋剣術を体験しました。この講座は小説創作科の為だけに特別プログラムを用意していただきました。
※スローで行うなど、安全を考慮して実践をしています。
まずは、両手剣と片手剣に分かれ、剣の構え方を習い、そこからの動き、剣の用途の違い、動きの違いの歴史的背景などを教えていただきました。
また、実際に生徒が書いた作品を再現するという講義もありました。
作品を実際に再現してみるとイメージとは違った動きになったり、文章の矛盾や説明不足などが発見できたり、と作品を書いた学生はもちろん、見学している学生にも勉強になる講義となりました。
実際に作品を再現することで、創作するにあたって必要な読み手側の気持ちを理解する一助となったのではないでしょうか。
目を輝かせて実践していた姿がとても印象的でした。