1月20日(金)、小説創作科2年生のフィールドワーク実習で東京地方裁判所に行ってきました。
裁判の傍聴と聞くと敷居が高いイメージがありますが、入る前に手荷物検査があるだけで特に難しい手続きは必要ありません。
カウンターにある一覧表でその日の裁判の概要を確認でき、自分が気になる事件を探します。
「傍聴は今回が初めて」という学生が多く、時間や事件概要を真剣に見比べている姿が見られました。
中には4時間にわたって行われる裁判もあり、そちらに興味を持っていた学生もいたようです。
一通り見終わったら、各自目的の法廷へ。
今回の課題は、
①起訴状をまとめる
②イメージを踏まえ、裁判の傍聴をして気になったことをまとめる
③このフィールドワークを題材にしたショートストーリーを書く
④裁判の雰囲気をイラストで描く(お絵描き不可)
の4つということで、傍聴席に座るとさっそく皆気付いたことについてメモを取り始めます。
最初に要点をまとめ、それをもとに細かく書き込む生徒もいれば、「書きながらまとめました」としれっと言ってのける強者もいました。
裁判を傍聴した学生の意見では、
「ここがドラマと同じで、ここがドラマと違う」
という比較のしかたが多く見受けられました。
今回の体験を終えた後で見てみると、ドラマの見方もまた違ってくるかもしれません。
現実を創作に活かすための糸口も掴めるのではないかと思います。
今年度のフィールドワークは、今回で最終授業となります。
今までしてきた体験を、ぜひ自分の創作に活かせるようにしてください。
1年間お疲れ様でした^^