117月
6月末に行われた特別講座では元ファミ通文庫編集委員で現在フリーの編集者の笠原次郎さんをお招きして行われました。
笠原さんはファミ通文庫の創刊に携わられた方です。
主な編集担当作品は榊一郎さん『まじしゃんず・あかでみい』、日日日さん『狂乱家族日記』、綾里けいしさん『B.A.D.』など。
出版業界を客観的に見た現在の状況や、作家という職業について、作家と編集についてなど多くのことを教えて頂きました。
質問コーナーでは、事前に集めていた質問に対し丁寧に答えて頂きました。
残念ながら回答の途中で時間が来てしまいましたが、残りの質問に対しても後日コメントを頂きました。
作家としてではなく、編集者からの目線で語られる業界の話に、学生も価値観が広がったことと思います。
037月
6月23日(金)、小説創作科のフィールドワーク実習で歌舞伎を鑑賞しに国立劇場に行ってきました!
今回の演目は『毛抜』で、歌舞伎十八番の内の一つです。
時間も70分程度と、初めて見る学生にとっても見やすい時間だったようです。
国立劇場の大劇場入口を通り抜けると、等身大フィギュアが目に入ります。
また、入口すぐ近くの売店では『毛抜』の台本も販売されていました。
大劇場1階からは舞台も近く、演目が始まる前にもかかわらず迫力を感じました。
大劇場3階は、予想よりも高く感じましたが、舞台全体を俯瞰できる貴重な体験でした。
演目の『毛抜』が始まる前には、中村隼人さんによる「歌舞伎のみかた」の解説が行われました。
舞台装置の説明には学生も感嘆の声を上げていました。
『毛抜』の舞台中には、笑いが起きたり客席から「屋号」を呼ぶ声を聴くこともでき、学生からも楽しめたという声を聴くことができました。
上演後は学生たちで集まり感想を言っている場面も見受けられました。学生にとっても刺激となったようです。
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