171月
映画制作科1年生後期の授業、「撮影テクニック」の様子です。
講師はカメラマンの富田伸二さん。毎週指導して下さっています。
1年生の後期からはプロの指導を受けられる機会が更に増えます!
使用するカメラはSONYの「FS7」2台です。
今回の授業のテーマは
「外で運動会が行われている中、クラスで仲間外れにされている女の子を
1カット(セリフなし)で表現する」
…難しいです!
学生たちがアイディアを出していきます。
他に誰もいない教室の広い画から、徐々に女の子に寄っていくという案に決まったので、
レールドリーを使用しました。
画角が決まったら照明を作っていきます。
露出計というものを使って、どこにどれくらいの光量が来ているのか計ります。
そして出来た画がこちら!(静止画ですみません)
女の子の周りに置いてあるバッグなど、なるべくカラフルなものを近くに置いて、
「クラスメートは楽しんでるのに女の子は寂しい雰囲気」を表現しています。
美術をどのように飾っていくかというのも、かなり重要です。
女の子は座っているだけで、特に芝居に動きはありませんが
これだけで寂しい感じが伝わってくると思います。
後期の授業はあと数回となりました。
残りの授業も頑張っていきましょう!
091月
2017年12月14日(金)、小説創作科のフィールドワーク実習で国立新美術館にて、「新海誠展 ―『ほしのこえ』から『君の名は。』まで―」を鑑賞してきました。
新海誠展は、アニメーション監督・新海誠さんのデビュー15周年を記念して開催されています。新海監督が製作したアニメーションの制作資料の展示や主題歌、各作品の印象的なシーンの本編映像や制作過程の資料映像なども展示されていました。
また、『君の名は。』で主人公の立花瀧を演じた俳優・神木隆之介さんが音声ガイドをつとめています。
アニメ制作の用語に詳しくない方でも楽しめるように、キーポイントとなる用語の解説パネルなどもあり、勉強にもなる展示でした。
新海監督はアニメーション監督という面だけではなく小説家という面もあります。学生たちにとって小説家の先輩にあたる新海監督の展示から得られるものがあったのではないでしょうか。
新海誠展には、小説創作科で教えて下さっている榎本正樹先生も協力しています。展示内にも榎本先生が執筆した読み解きコーナーもありました。
6つのテーマで執筆されたコーナーは、鑑賞した後もう一度新海監督の作品を見直したくなるような内容でした。
新海誠展は現在「札幌芸術の森美術館」で展示されています。また、今後は大阪、福岡、沖縄などで開催予定です。お近くで開催される際にはぜひ足を運んでみてはどうでしょう。
追記
榎本先生による、新海作品と気象についての論考第二弾が、ウェザーニュースに掲載!
こちらもぜひ!
↓
『君の名は。』を気象的見地から読み解く – ウェザーニュース
https://weathernews.jp/s/topics/201712/280065/?fm=tw0
1912月
アニメーション映像科1年生の「作品制作Ⅰ」では、
グループで90秒のアニメーションを制作している真っ最中です!
前期に10秒のアニメーションを制作し、後期には90秒アニメ、
90秒というと短く感じるかもしれませんが、制作は半年以上かかります。
(前期課題10秒アニメの一部はこちらで見ることができます!)
冬休みに入ることもあり、どこまで終わってるかを改めて確認し、
終わっていないところは誰が担当するのか割り振っていきます。
絵コンテと照らし合わせて終わったところにチェックを入れていきます。
作画は、原画が半分以上終わり、動画作業に入っている段階です。
色の微調整をしたり、背景を描いたり、自分の担当しているものをどんどん進めていきます。
冬休み中も作業を進めて、作品を完成させましょう!
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