11月
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アナウンサー、ナレーター、ラジオDJなどの放送業界で活躍している方をお迎えして行うアナウンス科の授業「放送業界講座」。
今回は、公益財団法人日本道路交通情報センター(JARTIC)より、専門学校東京アナウンス学院の卒業生・越智ひろみさんと岩川七海さんにお越しいただきました。
交通管理者(都道府県警察)と道路管理者(国土交通省、道府県土木部等、交通道路会社など)の委託を受け、道路交通情報の収集・提供業務を行うJARTIC。全国133カ所にセンター・駐在を配置し、一元的に集約した道路情報を、電話、ラジオ・テレビ放送、インターネット、カーナビなど様々な媒体を通して提供しています。
毎日提供される道路交通情報ですが、ラジオ放送の場合、実は原稿づくりから担当者が行うそう。担当局の放送範囲やニーズに合わせて行うという情報収集や原稿の組み立て方について、経験談から教えていただく中で、「取り扱う情報は利用者の行動を変える可能性があるものなので、思い込みではなくきちんと根拠や最新の動きを確認することが大切」と岩川さん。情報を取り扱い、伝える立場に責任を持つ姿勢を学びました。
「声の仕事」「伝える仕事」の幅広さを学ぶとともに、情報との向き合い方についても考えることができた貴重な時間となりました。
越智さん、岩川さん、ありがとうございました!